今回は、沖縄の厄払いのおまじない『ウフイナグ』を紹介します。
※現在の沖縄では、ほとんど使われていません。
目次
男の子が生まれたとき
『ウフイナグ』は、男の子が生まれたときに使う厄払いのおまじないです。
昔々、士族同士の争いごとがあり、その争いごとに負けた男が勝った男に「呪い」をかけてしまったそうです。その呪いによって、その勝った男の家庭に生まれた男の子は長生きしない不幸に見舞われました。
そこで、男の子が生まれても「ウフイナグ(大きな女の子)が生まれた」と言うようにしたところ、以後、そのような不幸は無くなったそうです!その風習が沖縄に広まったんですね!
ウフイナグのやり方
男の子の赤ちゃんが生まれたときに、「ウフイナグが生まれた!」といいます。
意味⇒大きな女の子が生まれた
※前述の通り、男の子への災難を避けるためです。
ウフイナグについて
今回は『ウフイナグ』のおまじないについて、記事にしました。
少し物騒なお話ですが、沖縄の「古い言い伝え」として読んでいただければと思います!
沖縄でも、かなり古い世代以外のヒトにはほとんど知られていないお話です。