今回の記事はコラムです。ここ数年、わたしがどっぷりと聞き入っている洋楽アーティスト『ケイシー・マスグレイヴス』の紹介です!2012年にデビューしたアメリカ合衆国出身のカントリーミュージック・アーティストです。
カントリーといえば、日本・沖縄ではかなりマイナーなジャンルで、ミュージシャンもファンもほとんどいない寂しいジャンルですね。。
わたし自身は、洋楽ロック・ハードロック・ヘヴィメタル、そしてクラシックを中心に聴く音楽ファンで、基本、カントリーは聞いたこともなく関心すらありませんでした。『ケイシー・マスグレイヴス』に出会うまでは、です。
ケイシー・マスグレイヴス
『ケイシー・マスグレイヴス』は、2012年にシングル「Merry Go ‘Round」でデビュー。現在(2021/05)までに3枚のアルバムをリリースしています。アメリカの伝統的な音楽、カントリーを基軸にしたアーティストですね!
そもそも、カントリーって・・
『ケイシー・マスグレイヴス』というワードで検索してこの記事にたどり着いたヒト以外、「カントリーミュージック」という内容に関心は抱かないでしょう。おそらくアナタがイメージしたのは・・
このようなイメージかなぁと思います(笑
絶対に当たってますよね!
カントリーミュージックは、アメリカの南西部で発達した伝統的なジャンルで、概ねうえの写真のような雰囲気です(笑
「軽快」、「ノリ(独特なリズム)」、「牧歌的」、「カウボーイ」。このような印象が付きまとい、あまり聴きたいとは思わないでしょう。
わたしも他のカントリミュージックは聴きませんので細かいことは分かりませんが、『ケイシー・マスグレイヴス』はうえの写真とは違います。
そもそも、『ケイシー・マスグレイヴス』は女性です(笑
そして、カワイイです(笑
先行して、1曲紹介しておきましょう。
カントリー調、リズム、ノリ。『ケイシー・マスグレイヴス』の音楽的な魅力が存分に表れているPVです。
ジャンルは全く違いますが、ガンズアンドローゼズのようなノリと、エアロスミス風のエンターテインメント性が融合した素晴らしいPVです!
内面から生まれた可愛さが感じ取れます。
※わたしは、ヒトの外見は内面からの影響が大きいという持論を持っています。内面が表情を作るからです。
音楽性(個人主観)
『ケイシー・マスグレイヴス』は、カントリーミュージックを基軸にしたアーティストですが、まず、楽曲のリズムとメロディーが、わたしにはしっくりきます。
アメリカ合衆国のアーティスト、キャロル・キングの名盤「タペストリー」を聴いたときの気持ちよさ。イギリスのヘヴィメタバンド、ジューダスプリーストの往年のアルバムを聴いたときのような、体の中を流れる感覚。
わたしにとっては、これらを感じる数少ないアーティストであり、一生聴き続けることを確信しています。そして、2000年代以降で、唯一聴ける、本当に久しぶりのアルバムです。
70年代の洋楽ロック・ハードロック、70~80年代の洋楽ヘヴィメタルが好きなヒトなら、この感覚が分かるかなぁ、と思っています。
アルバム紹介
わたしは基本的に、音楽を楽しむときはアルバムを通しで聴く(1曲目から最後まで)ことがほとんどですが、この記事を読んで「ちょっと聴いてみたいかも・・」と思ったヒトのために、それぞれのアルバムから数曲、紹介してみますね。
曲を聴くときは、必ずイヤホンを装着しましょう!(ちゃんとしたスピーカーでも可)
スマホで再生しても、体の中を流れません!(笑
1stアルバム_Same Trailer Different Park
2013年2月リリースの1stアルバム。カントリー調、ノリ、リズムと『ケイシー・マスグレイヴス』の魅力が表れている名盤です。わずかに、デビューしたての「遠慮」のような雰囲気も感じます。
11_Follow Your Arrow
2ndアルバム_Pageant Material
2015年リリースの2ndアルバム。1stアルバムのカントリー調、ノリ、リズムに加えて、『ケイシー・マスグレイヴス』の明るさ、自由気ままさ、が融合され、才能が最大に開花したように感じます。次作は、カントリー調が少し抑えられますので、カントリーの雰囲気を味わいたいのであれば、このアルバム!
3_Late To The Party
6_Biscuits
11_Good O’l Boys Club
3rdアルバム_Golden Hour
2018年リリースでグラミー賞を受賞した3ndアルバム。1st、2ndで一貫していたカントリー調はなりを潜めて、大人の女性のような雰囲気になりました。一聴したときは、馴染めなかったのですが、今ではお気に入りの1枚です。このアルバムのラストを締める「Rainbow」はピアノ弾き語りの極上のバラード曲です。
8_Happy&Sad
13_Rainbow
あとがき
今回は、わたしの敬愛する『ケイシー・マスグレイヴス』を紹介しました。
「沖縄とは関係ないじゃないかっ」といわれそうですが、ブロガーとは特に自分の好きなものを発信したくなる習性があるのです。(笑
コラムだからいいでしょ?
ドリー・パートン
カントリーのついでに、全く違うアーティストから1曲紹介します。「ドリー・パートン」って知ってます?
主に60~90年代にかけて活動したアメリカ合衆国のカントリーミュージシャンです。ほとんど知られていませんが、ドリー・パートンは超有名曲の作詞作曲者です。
I Will Always Love You
この曲は、ホイットニーヒューストンがカバーして世界的に有名になったモンスターヒット曲ですが、オリジナルはドリー・パートンなんです!特に日本では、ホイットニーヒューストンの曲と勘違いされているようですね。
オリジナル曲は、派手さのない素朴な曲調で、1974年にリリースされています。ご一聴ください。
次回のコラム
次回は、天才「ケイト・ブッシュ」を紹介する予定です。