沖縄のパワースポット紹介シリーズ。今回紹介するのは、車で行ける離島「宮城島」にある『ヤンガー』です。
宮城島は沖縄本島中部の与勝諸島のひとつで、観光地として有名な「海中道路」を利用して車で行くことができます。そして、宮城島は雨水を保水する理想的な地形といわれており、多くの湧き水を持っているそうです。
今回紹介する『ヤンガー』は、その中でも一番の湧出量を誇っているのです!
ヤンガー│うるま市与那城上原(宮城島)
『ヤンガー』は、宮城島にある自然の湧き水スポットで、沖縄のパワースポットのひとつでもあります。
『ヤンガー』の歴史は琉球王朝時代に遡ります。沖縄の歴史書物である「球陽」には、1849年に住民19人の協力を得て、改修工事が行われたことが記されていますので、170年もの歴史を持つ建造物なんですね!うるま市の指定文化財(建造物)にも指定されているそうです。
でも、『ヤンガー』は沖縄の中でもほとんど知られていません。周辺地域の人や、パワースポットが好きな人、よほどのドライブ好きな人以外はおそらく知らないでしょう。実は・・わたしも、当ブログを立ち上げて取材のため宮城島に訪れたことをきっかけに知りました(笑
健康祈願・厄払いのパワースポット
『ヤンガー』は、琉球王朝時代から水道設備が整っていない近年まで、飲み水や地域の人々の生活用水として重宝されてきました。また、赤ちゃんが生まれたときの産湯や、毎年の正月の若水(初夢や初笑い、初日の出のように「年明けの最初」に飲む水のこと)としても使われてきました。
それは、『ヤンガー』の湧き水が神聖な水と信じられていることが理由であり、パワースポットの効果としては「健康祈願」「厄払い」といわれています。
『ヤンガー』は、健康祈願と厄払いのパワースポットなんですね!
現地の写真の紹介!
撮影した日は、3月とはいえ夏日の暑い日でしたが、『ヤンガー』に降りるととても涼しく感じました。「澄んだ」と表現したほうがいいかもしれません。
左端のほうに、流れ出た水が通る道があるのですが、水に触れてみるととても冷たくてきれいでした。もう飲んでみたくなるほどに。そして、この翌週、子どもを連れて再来しました。この美しい自然の場所を見せたかったのです。
湧き水が溜まる池のような箇所には、魚も泳いでいます。でも、、釣っちゃダメですよ(笑
駐車場など
- TEL -
- 住所 沖縄県うるま市与那城上原(宮城島)
- 営業時間 -
- 定休日 -
- アクセス Googleマップでご確認ください
- 駐車場 なし(少し車から降りて観る程度の場所)
『ヤンガー』は観光地ではなく、自然のスポットです。わたしは土曜日に2度、訪れましたが人はいませんでした。